海外のダンスイベントってどんな感じなの?韓国で開催されるWCS(ウエストコーストスウィング)イベントのオリエンテーションに行ってみた!

ある日「韓国で開催されるWCS(ウエストコーストスウィング)イベントのニューカマーパスがめっちゃお得だから、参加してみない?」と、Tokyo Swing Gang の杉平有弥さんに声をかけていただきました。

ついついノリで「行きます、行きます~❤」とお返事しちゃったものの、「韓国の?WCSのイベントってナニ??? 行ってナニスルノ???」という状態。

そこで、日本から初めて海外イベントに参加するメンバーを対象としたオリエンテーションに行ってきました。

日本の方々が参加するWCSの海外イベントは、この後もシンガポール(4月)、韓国(6月)、ハワイ(8月)、マレーシア(10月)と続くようなので、気になる方はぜひ参考にしてくださいね♪
(それ以外にもアメリカをはじめ世界中で毎週のようにイベントがあるそうですヨ!)

Q1:そもそも「韓国で開催されるWCSのイベント」って何?

A1:正式名称は、「2020 Fall, Fall in Swing – WSDC Event in Korea」。2020年3月6日から3月8日(正確には9日の早朝)まで3日間にわたって開催され、期間中にWCSの様々なワークショップやコンペティション(試合)が実施されるイベントです。

アメリカなどから呼んでいるトッププロのショーを見ることができたり、もちろんソーシャルダンスタイム(楽しむためのダンスタイム)もたっぷりあります。

Q2:「ニューカマーパス」って何?

A2:「ニューカマー」とは、WCSの経験が短いダンサーのこと。
(詳しくは、こちらをご覧ください。)

「ニューカマーパス」とは、WCS初心者のための特別お得なイベントパスのことです。

「ニューカマーパス」があるイベントは珍しいそうですが、今回のイベントは、「ぜひ初心者の方にも参加してほしい!」ということで、特別料金が設定されているそうです。

Q3:いくらくらいかかるの?

A3:かかる費用は、大きく分けて3つです。
1)イベントの参加費用
2)ホテル代
3)飛行機代

たとえば、私の場合、

1)イベントの参加費用

 ①ニューカマーパス 110USドル(12,000円弱)
 ※パスにはイベント期間中に設定されているワークショップ、プロショー、ソーシャル代が含まれます。

 ②オプション(試合登録費用)今回は4試合エントリーで合計60USドル(約6,500円)


2)ホテル代

今回イベントが開催されるNEST HOTEL INCHEONの場合
      スタンダードツイン(山側)(食事なしプラン)
      4泊5日の部屋代が660,000ウォン(60,000円強)
   ※エキストラベッドを入れて3人で使うので、1人あたりは20,000円

3)飛行機代

往復で17,000円くらい

でした。

Q4:初心者は試合には参加しなくてもいいんでしょ?

A4:いいえ。ニューカマーパスで参加する方は、「Newcomer Jack&Jill」の試合に登録・参加する必要があります。なお、一般的なイベントではニューカマーパスがなく、普通の「Early Bird(早割)」などのパスになるので、その場合の試合参加は任意になります。

Q5:「Jack&Jill」って何?

A5: 「Jack&Jill」とは、リーダーとフォロワーをランダムにペアリングして踊る競技です。相手も曲もその場にならないとわからないので、即興のダンスを審査する、というスタイル。Newcomer、Novice、Intermadiate・・・など、レベルごとのカテゴリーに分けて行われます。

競技の流れは、以下のとおりです。

①リーダーは背中、フォロワーは腰にそれぞれにゼッケンをつけて、番号順に並ぶ

②リーダー・フォロワーそれぞれに整列して入場

③向かい合わせになったリーダーorフォロワーと、ハグ等でご挨拶💕

④そのあとランダムな数字が告げられ、その人数分だけずれる

⑤ここで向かい合わせになった人が、最初のお相手。またまたハグ等でご挨拶💕

⑥このお相手と2分程度フリーダンス
(「Newcomer Jack&Jill」では、ビートが取りにくいなど難しい曲はかからないそうです。)

⑦さらに指示に従って、相手を変えて2分程度フリーダンス(大体2回程度相手を変える)

⑧退場。審査結果はあとで発表される

ただし、会場の広さや運営の仕方、カテゴリーによって、②のように事前に並ばずに番号を呼ばれてフロアに出てくるなど、色々なケースがあるそうです。

審査の概要は、以下のとおりです。

・通常はPrelims(予選)→Semi-Final(準決勝)→Final(決勝)と勝ち抜いていく形になるが、参加者数などによってはいきなりFinalからということもある

・複数の審査員が審査を行う

・通常、Semi-Finalまでは個別審査なので、ペアでも一方だけが合格する、というケースがある。対して、Finalはペアでの審査になるので相手を変えずに数曲踊り、二人がセットで評価され、順位が確定する。

・予選の審査は、通常「Yes」か「No」かを判断していくスタイル(何人Yesを出すか人数があらかじめ決まっている)

・審査員が「Newcomer Jack&Jill」で見ているのは、まずは「タイミング」。特にトリプルステップを正しいタイミングで踏めているかという基礎的なことが大事。

昨年韓国で行われた別のイベント「Westival」での「Newcomer Jack&Jill」のセミファイナル動画がYoutubeにアップされているので参考にしてください。

Q6:ニューカマーパスで参加できるのは、「Newcomer Jack&Jill」だけなの?

A6:いいえ、その他にも参加できるカテゴリーがあります。

Jack&JillはNewcomerカテゴリーしか参加できませんが、下記には参加可能です。

・Strictly Swing:決まった相手とペアでエントリーして即興で踊ります

・Westie Challenge:このイベント独自のファンコンペ(楽しむことを目的としたもの)で、オールレベルミックスで予選を行い、その後トーナメント制となり、審査員は一般のダンサーも参加します

・Masters J&J:年齢50歳以上のダンサーが参加できるカテゴリー

・All-Korean:誰でも参加できるオールレベルミックスのJack&Jill

 詳しくは、こちらをご覧ください。

Q7:どんな服を持っていけばいいの?

A7:

1)ワークショップやソーシャルダンスタイム用

Tシャツにジーンズなどラフな格好でもOK!

2)試合用

ちょっとだけオシャレしましょう♪  
男性ならシャツとパンツ、女性ならオーバーブラウスにレギンスくらいのイメージ。
靴は、WCS用のダンスシューズが望ましいそうです。

昨年韓国で行われた別のイベント「Westival」での「Intermediate Jack&Jill」のセミファイナル動画も、ファッションの参考になります。

※試合では避けたほうがよいもの

・スカート(現在のWCSでは、ほとんどスカートは履かないそうです!)

・Tシャツ&ジーンズ(あまりラフすぎないほうがよいとのこと)

・リーダーが背中に手を回したり手をとったりするのに邪魔になるデザイン
(踊っているうちにはだけてくるようなものや、ドルマンスリーブなど)

・相手の服にひっかかりそうな装飾、アクセサリー(スパンコールなど)

・踊っているうちにとれたりはずれたりしそうなパーツやアクセサリー

3)テーマが決まっている日のソーシャルダンスタイム用

今回のイベントでは、7日が「Red &Love」の日となっているため、この日は赤い服やハート柄の服を身に着けるとよいでしょう。

Q8:1日の大体のスケジュールが知りたい!

A7:たとえば、現時点でのスケジュールは、こんな↓感じ

【3月7日の初心者の過ごし方例】

ブランチ
11:00am -11:50am 初心者向けのワークショップに参加
12:00am -12:50am 初心者向けのワークショップに参加
休憩
2:00pm   -2:50pm オールレベル向けのワークショップに参加
休憩
4:00pm   -6:00pm Jack&Jillの予選に参加
ディナー
9:00pm   -11:00pm Jack&Jillの決勝に参加
11:00pm -11:30pm プロショーを堪能
11:30pm -12:00 am プロ同士のJack&Jillを堪能
12:00 am-6:30 am ソーシャルダンスタイム。朝まで踊りまくる❣!

最新のスケジュールは、Webサイトでご確認ください。

Q9:韓国語がわからなくても大丈夫?

A9:ワークショップはどの国でも基本英語となります。今回は開催国が韓国なので、韓国語の通訳は入るかもしれません。(日本語の通訳は入りません。)

Q10:ゴハンはいつどこで食べるの

A10:ホテル近辺に飲食店やコンビニエンスストアがあるそうです。

各自、時間を見て食べに行ったり買いに行ったりするそうです。

夜中におなかがすいたり、タイミングが悪くて食べに出るほどの時間がない場合などもあるので、日本からカップ麺やパン等を持ち込む方も多いとか。

ワークショップはほぼ予定通りに進みますが、夜の試合やプロショーは時間が押すことが多く、2時間程度遅延することもあるそうです。あまりかっちりした予定は立てない方がよいかも・・・。

Q11:韓国のWCSシーンってどんな感じ?

A11:韓国は、アジアの中でもシンガポールに並ぶWCS人口の多さとレベルの高さを誇ります。

ペアダンスが彼らの文化に合っていること、また、向上心の強い国民性などから上達が早く、WCS専門のスタジオがいくつかあるという恵まれた環境もあり、アメリカやヨーロッパに多くのダンサーが積極的に遠征して、各地で優秀な成績を収めています。

男性も女性もとってもフレンドリーで、日本のウエスティ(WCSダンサーのこと)も頻繁に韓国に遊びに行って、学んだり交流を深めたりと、互いにとてもいい関係を築いています。

・・・以上、「初めて海外のダンスイベントに参加する人」が知りたいであろうことをまとめてみました。参考になれば幸いです♪

社交ダンス部 江島民子